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銀座・證大寺

自分の思いを便箋に 「手紙寺」オープン

井上城治住職=東京都中央区銀座4の「手紙寺 證大寺 銀座道場」で2016年11月22日午後0時53分、篠崎真理子撮影

 仏教書に囲まれた静かな空間で自分と向き合い、大切な誰かに手紙を書いてもらおうという「手紙寺」が東京・銀座のビル内にオープンした。亡き人、疎遠になってしまった友人、いつもそばにいる家族--。訪れた人は、それぞれの相手を思いながら便箋にペンを走らせる。

 生前に、残される人たちに手紙を書き置く「ラストレター運動」に力を入れる浄土真宗の寺院「證大寺(しょうだいじ)」(東京都江戸川区)が、「いいふみの日」(11月23日)に合わせ「銀座道場」として開設した。正式な寺ではないが、本尊の阿弥陀如来の掛け軸が掲げられ、壁際の書棚には仏教書などがずらりと並ぶ。僧侶が1日に3回お経を上げる一方、コーヒーを飲みながらくつろぐこともできる。「寺より敷居が低く、宗派を超えて立ち寄れる空間」がコンセプトだ。

 オープン初日に訪れた千葉県船橋市の南二三男さん(68)は、母親を自身の出産時に亡くしており、育ててくれた父石次さん(故人)に宛てて手紙をしたためた。自分が父親になった時、妻を亡くした石次さんの悲しみを想像すると涙が止まらなくなったこと、食卓でよく政治を論じ合ったこと。「仏壇を見ているだけでは思い出せないことも、書いているうちに次々によみがえってきました」

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