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時代の風

首都圏の高齢化=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

=小出洋平撮影

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が辞任の方針を示した11月29日、筆者はたまたま講演先のソウルにいた。「騒乱に気をつけて」と言われて日本を出たが、現地の都心で見たのは普段のままの雑踏。デモやパトカーや警官には出くわさず、広場で演説している人も、飲み屋街で喜び騒いでいる人も見かけなかった。韓国の民主主義の成熟を示すこの平穏な空気は、そのときその場にいなければ全く感知できなかっただろう。部屋でテレビやパソコンの画面を見ているだけでは、部屋の外の何がわかるわけでもないのだ。

 これに限らず、思い込みほど怖いものはない。先般発表された5年に1度の国勢調査の数字を受けての、日本の人口動向に関する勘違いは典型だ。前回(東日本大震災の半年前の2010年10月)と、今回(15年10月)の結果を比較した以下の文面は、数字は正しいが中身は間違っている。どこがおかしいのか、当ててみてほしい。

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