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トランプショック

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私はこう見る 反支配層の動き拡大 ブリュッセル自由大学准教授(欧州政治) エミリー・ファン・ハウト氏

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 トランプ次期米大統領という「不確実性」に向き合う欧州の指導者たちは、温かく迎えようとする立場と用心深く構える立場で、現時点で二分される。英国のジョンソン外相は、トランプ氏を「交渉をまとめられる人物だ」と評価した。英国は欧州連合(EU)離脱を決めて孤立している。EU離脱を巡って米国との絆を強めておきたいとの意向があるのは明白だ。

 一方でEUにとっては、何が起こるか分からない恐怖感がある。ユンケル欧州委員長は米大統領選後、「トランプ氏はEUのことをもっと知るべきだ」と述べた。米欧の貿易投資協定や安全保障分野の協力など、EUに直結する選挙中のトランプ氏の発言に疑問を投じた形だが、ユンケル氏の見下したような態度が裏目に出ないか注視したい。EU側も米国のことをよく理解する必要があることを忘れてはいけない。

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