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学校とわたし

体を使って知った「実学」=映画監督・纐纈あやさん

 母の出身校でもある自由学園(東京都東久留米市)に中学から進みました。受験や偏差値教育にほど遠い学校で、小学生の頃は医師を目指していたので自由学園に進学するつもりはありませんでした。

 ところが受験願書締め切りの数日前に、母が出くわした話で考えが変わりました。スーパーで妊婦さんが階段から落ちて大量出血し、母はすぐに救急車を呼び搬送されるまで付き添ったそうです。そのように動けたのは学生時代の学びがあったからで「あやにもそういうふうになってほしい」と言われました。その言葉に心を動かされました。

 学校では授業だけでなく、暮らす、食べる、着る、住むことについての学びも大切で、24時間が勉強だと教わりました。500人分の昼食づくりを中学1年から高校3年まで6学年が交代で担当しました。まきでご飯を炊くことから始まり、最後はフランス料理を作れるまでになります。砂糖と塩を間違えた料理や、黒焦げのサンマが出てくることもありました。でも同じ失敗をするかもしれないから文句も言わずみんな食べるんです。ほか…

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