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【ストックホルム渡辺諒】今年のノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)の10日の授賞式を、長兄の大隅和雄・東京女子大名誉教授(84)=東京都練馬区=は特別な思いで待つ。理系進学を望んだ父の意に反し、敗戦を機に日本史研究の道を選んだことへの自責の念を晴らしてくれた弟の栄誉に、肩の荷が下りる表情だ。
12歳だった和雄さんは1945年4月、広島市の広島高等師範学校付属中に戦時体制で作られた特別科学学級に入ったが、間もなく敗戦。転校して「次々に明らかになる戦争の事実を見聞きし、歴史は自分の目で見なければ分からない」と歴史学者を志し、東京大へ進学した。
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