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豊岡、朝来の2市でつくる公立豊岡病院組合が日高医療センター(豊岡市日高町岩中)の耐震化に向け建て替えを計画している問題で、病院組合は建て替えの基本計画書案の作成を先送りすることを決めた。建て替えに伴う病床廃止に対する反対意見が背景にあり、5日、開会した組合定例議会で、井上鉄也管理者は「住民要望を踏まえた対応の検討と、センター職員との協議を十分時間をかけて行うことにした」と述べた。【柴崎達矢】
建て替えについては、「日高医療センターのあり方検討委員会」が9月までに4回の会合を開き、耐震化に伴いセンターに99ある病床をなくして出石医療センターに入院機能を集約する方針で報告書がまとめられた。報告書は委員らによる修正の後、10月に検討委の後藤武委員長から井上管理者に提出された。
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