滋賀

近江兄弟社小、新入生募集停止へ 戦後教育のモデル

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2018年度からの新入生募集を停止する近江兄弟社小=近江八幡市浅小井町で2016年12月8日午後0時15分、金子裕次郎撮影
2018年度からの新入生募集を停止する近江兄弟社小=近江八幡市浅小井町で2016年12月8日午後0時15分、金子裕次郎撮影

 滋賀県内唯一の私立小学校である近江兄弟社小(近江八幡市浅小井町)が、2018年度から新入生の募集を停止する方針を決めた。運営する学校法人ヴォーリズ学園の藤沢俊樹副理事長が毎日新聞社の取材に答えた。児童数(今年度153人)が定員(432人)を大幅に下回る状況が続いていた。藤沢副理事長は「地域で私立小学校への期待が大きくない」と語り、17年度の入学生が卒業する23年春以降は同校を廃校することも示唆した。廃校となった場合でも学童保育などで校舎の利用は続け、学区域を越えた児童教育に活用する方針という。

 同小は1947年に開校し、公立学校関係者が視察に訪れるなど戦後教育のモデルにもなった。98年に1学年2クラス制を導入して以降、定員は432人に。リオデジャネイロ五輪シンクロナイズドスイミングで二つの銅メダルを獲得した乾友紀子選手(26)も卒業生だ。2001年には児童数が253人を数えたが、公立小学校が望まれる傾向から徐々に入学希望者が減少。ここ数年、35人の新入生募集に対し、応募は20人前後しか…

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