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太平洋戦争の発端となった旧日本軍による真珠湾攻撃から7日(日本時間8日)で75年を迎えた。それに先立つ3日、米ハワイの記念式典に出席する米退役軍人72人と同行する家族ら計250人が参加し、ロサンゼルスの空港で出発式が開かれた。
出発式のあるアメリカン航空の搭乗口に行くと、「75年前」の雰囲気が漂っていた。1940年代の衣装に身を包んで式を盛り上げていたのは、各地のイベントで活躍する3人組「スイング・ドールズ」だ。第二次大戦中に米兵の慰問も行った3姉妹の人気歌手グループ「アンドリューズ・シスターズ」の代表曲「ブギウギ・ビューグル・ボーイ」などを熱唱していた。
出発式は参加者が楽しめるような演出がされており、退役軍人は家族らと笑顔で写真を撮っていた。それでも、日本の記者としては声を掛けるのはいつもより緊張する。真珠湾攻撃は旧日本軍の爆撃などで2300人以上が死亡し、開戦につながったからだ。
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