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がん大国白書

第4部 最良の選択求めて/8 免疫療法 すがる患者

千葉県の男性が受けたセカンドオピニオンで、病院での抗がん剤治療は「ベストな治療」と記載されていた

 「十分生きたと思うが、家庭のためにはもう少し生きたいとも思い、心が揺れた」。昨年6月、千葉県内の病院で進行したステージ4の大腸がんと診断された同県の男性(71)は心境を打ち明けた。40代の2人の子どもは精神の病を抱え、妻1人では支えられない。男性は「このままでは死ねない」との思いで、免疫療法を提供する別の医療機関へ向かった。

 多くの免疫療法は、採取した血液の免疫細胞の働きを高めて体内に戻し、がん細胞を攻撃する治療とされる。別の免疫の仕組みを利用する治療薬「オプジーボ(一般名ニボルマブ)」のような有効性や安全性は確認されておらず、費用も原則として全額自己負担だ。主治医は男性に「だまされないでください」とくぎを刺した。男性も全面的に信じたわけではなかったが、「わらにもすがる思いだった」。現在も抗がん剤治療と免疫療法の両方…

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