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描かれた鉄路

今回の作品 降旗康男監督『駅 STATION』 留萌線増毛駅(北海道増毛町) 廃線、味わい深さ今も

列車が到着した増毛駅。刑事を続けることを決めた英次は待合室で退職願を破り、列車に乗り込む。同じ列車には、札幌で働くことにしたすず子の姿もあった。ゆっくりと雪の増毛を離れる気動車の赤いヘッドライトが夜の闇に消えていくラストシーンが美しい=北海道増毛町で

 俳優の高倉健にはローカル線がよく似合う。人生の荒波の中、黙って我が道を進んでいく、健さん演じる男の生きざまと重なって見えるからだろうか。

 たとえば、終着駅の駅長を演じた「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)。「駅 STATION」(81年)は、出会いと別れの場として北海道内の駅がいくつか登場する。中でも印象的なのがJR留萌(るもい)線の終着駅、増毛(ましけ)駅だ。

 留萌線は、日本海沿岸を走る留萌-増毛間(16・7キロ)が4日の運行を最後に95年の歴史に幕を下ろし…

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