- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
大気汚染物質の一つ、二酸化窒素(NO2)濃度が大幅に上昇すると、出産前に妊婦の胎盤がはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」のリスクが高まるとの疫学調査結果を、国立環境研究所(茨城県つくば市)と九州大の研究チームが9日発表した。国際環境疫学会誌に掲載された。
早期剥離は妊婦の0.6%程度に起こるとされる。最悪の場合、死産とともに母体の生命にもかかわる。チームは、日本産科婦人科学会が匿名で収集している約5万人の妊婦や胎児の…
この記事は有料記事です。
残り317文字(全文527文字)