TPP
野党、戦術練り直しへ 衆院選で批判票望めず
毎日新聞
2016/12/9 23:16(最終更新 12/9 23:54)
有料記事
806文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

民進党など野党は今国会で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認に反対し、安倍政権を追及してきた。7月の参院選に続き、次期衆院選でも地方の反TPP票を取り込めると期待したためだ。しかし、トランプ次期米大統領が離脱を表明し発効が困難になったことで、戦術は練り直しを迫られている。
民進党の蓮舫代表は9日、「発効する確信のないものにこれだけ時間を費やしたのは理解できない」と記者団に語った。共産党の小池晃書記局長も「発効しないことが確定的な協定の承認を強行するのは前代未聞」と政府・与党を批判した。
野党は当初、輸入米の不透明な取引が横行していた問題や、山本有二農相の相次ぐ失言などで政府を攻めた。しかし、今国会の会期が14日まで延長され、参院で抵抗しても9日にTPPが自然承認される運びになると、発効の見通しがないまま承認に突き進む政府の姿勢を批判する方針に転じた。
この記事は有料記事です。
残り420文字(全文806文字)
時系列で見る
-
共産、埼玉12区で新人擁立
1953日前 -
吉田党首、野党協力で「民進は腰が引けてる」
1955日前 -
共産推薦せず 次期衆院選、連合に配慮
1956日前 -
共産、兵庫5区に新人擁立
1961日前 -
衆院選に出馬意向 栃木3区から
1963日前 -
各党、衆院選にらみ準備加速
1963日前 -
野党協力で逆転58区 14年基に試算
1964日前 -
衆院選で15の「必勝区」提示 連携巡り民進で異論
1972日前 -
しぼむ「1月解散論」 外交優先へ
1982日前 -
野党、戦術練り直しへ 衆院選で批判票望めず
1989日前 -
次期衆院選へ4党結束強化必要で一致
1991日前 -
衆院解散「年内にはない」
1991日前 -
衆院選3県で6新人擁立
1996日前 -
「衆院選も常在戦場だ」山口代表
2002日前 -
次期衆院選、愛知12区で新人擁立
2003日前 -
見直し作業を本格化 都内全選挙区対象も
2005日前 -
共産党愛知が3候補発表
2006日前 -
共産「野党連合政権」構想で溝
2007日前 -
茨城の衆院小選挙区に3新人
2007日前