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運転開始から40年経過したものの、原子力規制委員会が最長20年にわたって運転延長を認可した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について、福井県の住民3人が9日、国を相手に延長認可の取り消しを求めて名古屋地裁に提訴した。
同地裁では、同じく運転延長を認可された関西電力高浜原発1、2号機(同県高浜町)の認可取り消しを求める訴訟が既に起こされており、原告側は併合しての審理を求める。
訴状によると、東京電力福島第1原発事故後の法改正で、原発の運転期間は原則40年に制限されているとして「老朽化が原発事故の原因となりうることを否定できない以上、老朽化対策の要である40年ルールは厳格に運用されなければならない」と主張している。
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