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常習累犯窃盗

やめられない「盗み」 万引きで懲役5年

受刑中の男性から記者に届いた手紙には、「自分でも分からない」盗みの原因に苦しむ心境がつづられていた=2016年12月8日午後5時38分、一宮俊介撮影

 5月下旬、青森地裁第5法廷。水色のワイシャツに迷彩柄のズボンをはいた被告席の高齢男性は、直立したまま裁判官の判決言い渡しを聞いていた。

 「被告人を懲役5年に処する」

 罪名は「常習累犯窃盗」。72歳で実刑判決を受けた男性被告の「罪」は一見、軽微に思える内容だった。今年3月11日、青森市内の100円ショップでパン2個とスプーン1本を盗んだ。それが判決として認定された内容だ。商品3点の合計金額はわずか324円。だが実刑には理由がある。

 この男性は2011年、同じく常習累犯窃盗で懲役4年6月を言い渡された。刑務所に服役し、刑期満了で出所したのが今年1月。そのわずか2カ月後に、再び窃盗行為に及んだ。

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