減産合意

実行力が焦点 OPECなど、原油価安定にかじ

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 【ロンドン三沢耕平】原油価格の低迷で産油国の経済が苦境に陥る中、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国が15年ぶりに協調減産することで合意した。両者はシェア争いから価格の安定を重視する姿勢にかじを切った形だ。ただ、OPECには減産合意をほごにしてきた歴史もあり、政治的な立場の異なる20カ国以上の産油国が足並みをそろえて減産を順守するかは見通せない。

 「歴史的な合意だ」。OPECの盟主サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は10日、協調減産を決めたウィーンでの会合後の記者会見で繰り返した。ロイター通信によると、サウジは既に欧米の顧客に対し来年から原油の引き渡しを減らす考えを通達。今回の合意では最大の日量49万バレルの減産となるが、価格動向によってはさらなる減産に踏み込む可能性も示唆している。ロシアのノバク・エネルギー相は「今回の合意は価格の急…

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