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ともに・2020

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ともに・2020バリアーゼロ社会へ

ホームドアに障壁 扉の位置、各社車両で差 手狭な空間、費用も高額

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JR高槻駅に設置されている昇降式ホーム柵。列車が停止するとワイヤ部分が上昇して乗降できる=大阪府高槻市で(JR西日本提供)
JR高槻駅に設置されている昇降式ホーム柵。列車が停止するとワイヤ部分が上昇して乗降できる=大阪府高槻市で(JR西日本提供)

 視覚障害者のホーム転落事故防止の切り札になるホームドアだが、1日10万人以上が利用する大規模な駅でも設置が進んでいないことが、主要鉄道会社33社を対象にした毎日新聞のアンケートで判明した。誰もが安全に利用できる駅の整備はまだまだ道半ばだ。【内橋寿明】

 国土交通省は2011年、1日の利用客が10万人を超える駅にホームドアを優先的に設置するよう求めた。設置費用は国と自治体が3分の1ずつ補助する制度がある。にもかかわらず設置が進まない理由として、33社中19社が挙げたのが「車両によって扉の位置が異なる」だった。

 19社の回答を総合すると、特に複数の会社が乗り入れる路線は設置が難しいようだ。例えば、阪神電鉄と近鉄は阪神・神戸三宮駅(神戸市)-近鉄・奈良駅(奈良市)間で相互乗り入れをしているが、阪神は1両の扉が片側3カ所で、近鉄は4カ所。数も位置も異なる。

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