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コトバ解説

「指導」と「指南」の違い

古代中国で使われていた道具が語源 どの分野のコーチを指す?

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俊輔「その道もあるね!」
ケビン「どの道? 回り道? 近道?」 俊輔「そういう意味じゃなくて、サッカー選手になれなかったら、コーチになるのもアリじゃね?ってこと」 ケビン「『指導者』ってコトダネ?」 俊輔「そう。『指南』して名選手を育てるのも良くない?」 ケビン「普通に『指導』って言えば良いのに……。『指導』と『指南』を解説してミマショウ」
俊輔「サッカーの指導者もライセンスが必要だな」 サッカーの場合は、S級、A級など細かく段階が分かれていますよね。 さて、今回は「指導」と「指南」について説明します。 いずれも知識や技術、考え方などを教え、導くという意味がありますが、どんな違いがあるのでしょうか? 「指導」はある目的に向かって、知識や技術などを習得できるように教え導くことです。 「甲子園を目指して高校球児を指導する」「必要単位を修得させるため、学生の論文を指導する」などと使いますね。 「指導教員」「指導者」「指導員」などの語もあります。
一方の「指南」は、主に武芸の手ほどきをするという意味で使われます。 古代中国で、常に南を指す仕組みの人形を乗せた兵車を「指南車」と呼んだことに由来しています。 「柔術の指南書」「将軍の剣術指南番」といった使い方をしますね。 また、舞踊などの芸事で使う場合もあります。 「指南所」はそれらを教える場所のことですね。 似た言葉に「指図」「指示」がありますが、これらは、段取りや方法などを伝えることです。 その場でさせるという意味合いが強いですね。 ケビン「『指示待ち』なんて言葉もアリマスネ! 俊輔クンには縁遠いことでしょうケド」
俊輔「コーチからは『人の話を聞け!』って怒られるけどね」 ケビン「コーチは大変だろうネ……。でも、それが俊輔クンの良さだったりして」 俊輔「褒められた!」 ケビン「ボクは褒めて育てるタイプだからネ!」 俊輔「これも『指導』のテクニックなのか……。」
俊輔「『指南』は元は戦の話だったんだな」
では、今回のまとめです。 指導は「ある目的に向かって教え導くこと」。 指南は「主に武芸の手ほどきをすること」。

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