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オーケストラのススメ

~3~ 古楽オーケストラを聴こう

 この30年ほどのピリオド楽器(古楽器)を使った古楽演奏の興隆には目を見張るものがある。アーノンクール、レオンハルト、ブリュッヘン、ホグウッド、ノリントン、コープマン、ガーディナーなどの先駆者の尽力により、今や、バロック音楽や古典派音楽は、ピリオド楽器で演奏するのが時流となっている。

 ベルリン・フィルやNHK交響楽団などの従来の(普通の)オーケストラでは、いわゆるモダン楽器が使われている。モダン楽器の多くは19世紀や20世紀になって作られたものだが、たとえばストラディヴァリウスの銘器のような17世紀に作られた弦楽器であっても、そのほとんどは19世紀に改造が施され、“モダン”化されているのである。

 一方、古楽オーケストラで使われているピリオド楽器は、その改造が施されていないもの、あるいは改造される前のオリジナルな楽器を新たに複製したものを指す。ゆえに、ピリオド楽器はオリジナル楽器とも呼ばれる。弦楽器では、金属弦ではなくガット(羊の腸)弦を使用。フルートも金属ではなく木製。ホルンやトランペットにはバルブがない。素朴な響きが特徴である。

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