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もうひとつの動物園

守り・伝える/140 ライオン/2 /東京

幻に終わった新宿動物園を報じる1947年10月15日の毎日小学生新聞

 上野動物園は1940年、年間入園者が300万人を超えた。園内は今より狭く、飽和状態。当時の古賀忠道園長は欧米の動物園を参考に、おりや柵をできるだけ使わず動物の生態を自然に近い状態で観察する「第2動物園」を考えた。戦後まもない46年、現在は新宿区内の旧陸軍戸山学校跡地が新園の候補になったが、戦後の復興期、連合国軍総司令部が「動物園より人が住む住宅を」と難色を示し、振り出しに戻った。

 その構想を引き継いだ多摩動物公園が58年、地元日野町(現日野市)や京王電鉄の協力で多摩丘陵の雑木林に開園した。面積は28・7ヘクタールで現在の約半分。動物はセイロン(現スリランカ)ゾウのアヌーラやタンチョウなどアジア産を中心に99種、434頭・羽。トラやクマもおりに入れない「無柵放養式」の施設が完成した。

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