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木語

台湾にらむ中国空軍=坂東賢治

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 厄介だが、止めるすべはないのが実情だ。日本周辺での動きを活発化させる中国空軍のことだ。10日にも沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡上空を中国空軍の爆撃機や戦闘機が飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

 公海上空なら国際法違反ではない。中国の東海岸から太平洋に出るには国際海峡である大隅海峡か、沖縄周辺の南西諸島の島々の間を通るしかない。その中で幅が約270キロと広いのが宮古海峡だ。中国海軍艦船の同海峡通過は常態化した。空軍もこれに続いているわけだ。

 中国軍は核搭載可能な戦略爆撃機を太平洋に展開させることを狙っている。最新爆撃機「H6K」は巡航ミサイルを搭載し、米軍の拠点であるグアムやハワイを射程に入れる。大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、航続距離の長い戦略爆撃機は「核の三位一体」と呼ばれる。中国も形式的にはその能力を持つが、米露との差は大きい。その距離を縮め、「戦略空軍」を打ち立てるのが目標だ。

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