東京五輪の施設整備を巡り、有明アリーナ建設の是非が話題だが、この一連の議論において、コスト面だけでなく、将来の成長への先行投資的な視点を見落としてはならない。
今や世界の消費の軸は「モノ」から「コト」へシフトし、ライブエンターテインメントは世界的成長産業である。わが国も例外ではなく、デフレ不況期も含め、近年ほぼ一貫して成長を続けてきた。ところが東京は、その中核インフラであるアリーナなどの大型集客施設がロンドン、ニューヨークなどと比べ人口比で圧倒的に少ない。
なかでもスポーツは巨大産業に変貌しつつあり、東京が位置するアジアのタイムゾーン(ゴールデンタイムに…
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