体外受精

「遺伝親3人」英、臨床応用を承認 難病予防で

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 遺伝的に3人の親を持つ子どもが生まれる「ミトコンドリア置換」と呼ばれる体外受精技術について、英国の研究監視機関は15日、臨床応用を承認した。英メディアによると、第1例は英ニューカッスル大などのチームが実施し、来年末までに最初の子が生まれる見通し。子どもがミトコンドリアの異常による遺伝性難病になるのを予防する目的に限るが、安全性や倫理的な問題も指摘されている。

 この技術は、第三者の健康な卵子の核を除いた細胞質に、ミトコンドリアに異常がある母の卵子の核を移植し、受精卵を作製する。卵子ではなく受精卵の段階でも同様に移植できる。ミトコンドリアには核とは別に独自のDNAがあるため、子どもには父母と提供者の女性の計3人のDNAが受け継がれる。

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