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内田麻理香・評 『世界一美しい数学塗り絵』=アレックス・ベロス、エドマンド・ハリス著

 (化学同人・1512円)

 「数学は美しい」という言葉を耳にするが、数学者や数学愛好者など、一部の者にしか鑑賞することができない美であると思っていた。数学を研究する者以外で、数学の美を探り当てる人々もいる。例えば、三宅一生は数学にインスパイアされた服や服飾品をデザインし続けている。今年、カール・ラガーフェルドも、重力波をイメージしたコレクションを発表した。とはいえ、彼らは世界に通用するファッションデザイナーだ。

 そんな特別な人々でなくても、数学の美を体感できるのが本書である。フラクタル、ペンローズタイル、黄金比……など聞いたことがあるような、ないような数学を使った塗り絵作品集なのだ。塗り絵をするのは本を手に取ったあなた自身、あなたが数学の美を作り出すことになる。

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