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湖国で働く

/13 ノセ精機 はんだ付け技術を販売 /滋賀

顕微鏡をのぞきながらはんだ付けをする従業員を見守る野瀬昌治さん(奥)=滋賀県東近江市大萩町で、土居和弘撮影

 「はんだ付けを通じて世の中に貢献する」。東近江市にある「ノセ精機」は、そう経営理念にうたっている。はんだ付けはものづくりには欠かせない根幹の技術だが、その技術の提供、販売に特化した事業展開をする会社は珍しい。社長の野瀬昌治さん(49)は、NPO法人を設立し、工場で働く人たちだけでなく一般の人も対象にした「はんだ付け検定」を考案、この技術の普及にも努めている。【土居和弘】

 ノセ精機の作業場には、音量を絞ったジャズの音楽が流れていた。ものづくりの現場とは思えない静けさだ。その中で、大学の研究員を思わせるような白衣姿で従業員が、はんだ付けをしていた。机の上の電子基板を顕微鏡でのぞきながら、右手にははんだごて、左手には直径1ミリ以下の針金状のはんだを持って、慎重に作業を進めている。

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