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最前線の記者がそれぞれの取材テーマを論じます。1976年にスタートした毎日新聞を代表するコーナー。

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JR北海道の路線見直し=野原寛史(北海道報道部)

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夜の増毛駅を出発する留萌線の車両。12月4日の運行を最後に廃止された=北海道増毛町で11月、手塚耕一郎撮影
夜の増毛駅を出発する留萌線の車両。12月4日の運行を最後に廃止された=北海道増毛町で11月、手塚耕一郎撮影

人口減社会の先例作れ

 経営悪化が深刻なJR北海道は11月、在来線の路線距離の半分を超す10路線13線区(計1237・2キロ)を「単独で維持が困難」とし、バスへの転換や、存続の場合の地元負担を沿線市町村と協議する方針を打ち出した。北海道特有の事情もあるが、人口減少が急速に進む地方の鉄道の問題はいずれ全国で顕在化するはずだ。この課題に向き合うモデルケースを、北海道で作ってほしい。

 JR北は5日、留萌線・留萌-増毛間(16・7キロ)を廃止した。その終着駅が、高倉健さん主演の映画「駅 STATION」の撮影をした増毛駅(増毛町)だった。

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