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全国高校駅伝

25日号砲 未来へ駆け抜けろ リオ五輪女子1万メートル代表・高島由香選手の話

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大きな目標を持って リオデジャネイロ五輪女子1万メートル代表・高島由香選手(資生堂)

 全国高校駅伝で一番印象に残っているのは、2005年に興譲館(岡山)で自分がフィニッシュテープを切って優勝したことです。当時の興譲館には2012年ロンドン五輪代表の新谷(仁美)先輩、重友(梨佐)先輩がいました。私は重友先輩と一緒に練習することが多く、必死について行きました。

 優勝できたのは森政芳寿監督の指導が一番大きかった。監督は選手を平等に見て、本当に強くさせようとしてくれました。厳しかったけれど、すごく信頼できます。興譲館の練習は他校と比べて走る量が少なく、代わりに体幹を重要視して腹筋や背筋などの補強運動を練習前に約1時間やります。私は高校から本格的に競技に取り組みましたが、陸上の基礎を教わり、それが今につながっています。

 駅伝は自分が失敗したらチームも駄目になります。でも、人のために走ることで強い走りができる。待っている人がいると、あきらめない気持ちが出てくるのが魅力です。

 今の高校生たちは、私の時よりもレベルが上がっています。昨年の世界選手権には鷲見梓沙さん(20、ユニバーサルエンターテインメント)、今夏のリオデジャネイロ五輪には関根花観さん(20、日本郵政グループ)など、少し前まで高校生だった選手が出場しました。現在は高校から陸上に集中できる環境がそろっています。

 リオ五輪も、最初は「出場できたらいい」という程度の目標でした。でも実際に出場してみると、もっと上(のレベル)で走りたいとの思いが強くなりました。高校生のみなさんも地道な練習はきついはずです。でも、苦しい先には必ず楽しいことがある。私にとっての楽しいことは五輪でした。みなさんも大きな目標を持って取り組めば、夢はかなうはずです。


 ■人物略歴

たかしま・ゆか

 1988年生まれ。山口県出身。2005年の全国高校駅伝で興譲館高の初優勝に貢献した。15年北京世界選手権女子1万メートル代表。デンソーを退社し、資生堂に加入した今年はリオ五輪女子1万メートルに出場した。「女子駅伝日本一」を決める全日本実業団対抗女子駅伝では、各チームのエースが集まる3区で3年連続区間賞に輝いている。

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