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考・皇室

憲法と歩む/2 退位否定は明治から 伊藤博文、政治的影響許さず

 「退位は国の安定を害する」(1952年、吉田茂首相)。「ご自分の発意での退位はその地位と矛盾する」(59年、林修三法制局長官)。「天皇の地位を安定させる観点から退位の制度を認めない」(2001年、羽毛田(はけた)信吾宮内庁次長)

 退位を巡る有識者会議のヒアリングでは大原康男国学院大名誉教授が「政府答弁は退位否定で一貫している」と指摘した。退位の自由を認めない考えは明治憲法制定時にさかのぼる。専門家からは「明治に過去の弊害に鑑みて一つの原則を立てた意義は大きい」(大原氏)、「明治の先人が心を砕いて考えた。付け足すなら慎重であってほしい」(ジャーナリストの桜井よしこ氏)と、明治の制度を評価する声が相次いだ。

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