糸魚川大火

「互いを気遣う関係」死者ゼロに

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火災現場付近で知人と再会し、喜び合う女性=新潟県糸魚川市で2016年12月24日午前9時8分、小川昌宏撮影
火災現場付近で知人と再会し、喜び合う女性=新潟県糸魚川市で2016年12月24日午前9時8分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市で22日朝に発生した大規模火災は、多くの高齢者が暮らす木造密集地帯約4万平方メートルを焼き、住民2人、消防団員9人が軽いけがをしたものの、死者は出なかった。長年にわたって地域で培われた「互いを気遣う関係」が、人的被害を抑えたのではないか--。難を逃れた人たちは口をそろえた。【川辺和将】

 JR糸魚川駅前のラーメン店から出た火は、強い南風によって北側に100メートル以上離れた二つの建物に飛び火した後、次々と燃え広がっていった。延焼が続く22日夕。火元の東側にある1937年創業の老舗「小竹(おたけ)海産物店」に足の不自由な60代の女性がやって来た。

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