メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

特集ワイド

沖縄でオスプレイ大破、わずか6日後… 飛行再開にモノ申す

双眼鏡でオスプレイの事故現場を確認する沖縄県の翁長雄志知事(中央左)。日米地位協定の壁で、日本の捜査機関は事故調査には直接関与できない=沖縄県名護市安部で18日、野田武撮影

 これでも日本は独立国なのか--。米軍普天間飛行場に所属する新型輸送機オスプレイが名護市沿岸に落ち、大破した事故からわずか6日後の19日、飛行訓練が再開された。事故原因を棚上げした米軍の説明にも、日本政府は早々に理解を示した。オスプレイは来年後半には米軍横田基地に配備される。沖縄県民の怒りを無視して、このまま訓練を広げていいのか。沖縄の米軍基地問題に詳しい3氏に聞いた。

 在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官が「住民に被害が出なかった。感謝されるべきだ」と発言したのは失礼千万。まるで沖縄が植民地であるかのように見ている。さらに残念なのは、それに日本政府が全く抗議しないこと。「沖縄は主権国家たる日本の一部だ」とはっきり示さない。安倍晋三首相は「徹底的な原因究明を求める」と言いながら、事故6日後の飛行再開を事実上許した。

 知事在任中、私が渡米して米軍関係者と基地問題で議論すると「日本が本当に基地撤去を求めたら米国は耳を貸す。しかし引き留めているのは日本政府だ」と言われた。「感謝されるべきだ」という発言は、そんな背景があって自然に出てきたものだろう。その意味では「日米合作」の言葉だ。

この記事は有料記事です。

残り2253文字(全文2751文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東京都の感染者が新たに118人 初の3桁 新型コロナ

  2. 北海道・鈴木知事の感染防止対策に評価 「道民の命を守る英断」

  3. 「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道

  4. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  5. 座して死なないために我々ができること 3Dプリンターで人工呼吸器の代替器

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです