今年は猫が大ブレークした一年だった。
私の周りでも、まるで猫に関心のなかった人や断然犬派だった人まで、「こりゃあ、かわいい~ッ!」と、もうメロメロ。“流行の力”とは凄(すご)いものだとつくづく思った。
ただそんな中、私は猫好きの仲間が増えてうれしい半面、何だか微妙な気分。ペットショップに高額な猫がこれまで以上の頭数、売られることが気になって仕方がない。引き取り手のない猫の行く末を思うと悲しくなるのだ。何十万円もする血統書付きの子猫でなくても、町のあちこちに普通にいる猫で十分にかわいいのに……。
この一年、テレビにしょっちゅう登場していた外国猫たちに群がる人々を、うちの和猫たちは私と一緒にシレ~という冷めた目で見ていたかもしれない。
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