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「日本八景」は1927(昭和2)年7月6日、毎日新聞の前身である東京日日新聞と大阪毎日新聞の紙面で発表された。両紙が主催し、当時の鉄道省が後援して投票を募った。国民の関心は高く、投票総数は当時の人口の1.5倍の9348万1773票だった。
8部門から一つずつ、海岸=室戸岬(高知)▽湖沼=十和田湖(青森・秋田)▽山岳=温泉(うんぜん)岳(長崎)▽河川=木曽川(愛知)▽渓谷=上高地渓谷(長野)▽瀑布(ばくふ)(滝)=華厳滝(栃木)▽温泉=別府温泉(大分)▽平原=狩勝峠(北海道)が選ばれた。温泉岳はその後、雲仙岳と表記されることの方が多くなった。いずれも90年後の現在も、日本を代表する景勝地だ…
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