カレーとオムライスを組み合わせ、新しいご当地グルメとして生まれた「富良野オムカレー」。地元食材と提供方法にこだわり、累計70万食を突破した。知名度も上がり、夏の観光シーズンには富良野市内の提供店舗に行列のできる店も出ている。PRする地元の推進協議会は2016年、食による観光を生み出したとして、国土交通省の地域づくり表彰の全国地域づくり推進協議会会長賞も受賞した。
カレーによるまちおこしは02年、富良野市の若手職員らでつくる「食のトライアングル(農・商・消)研究会」が始めた。会員の松野健吾さん(46)が市の基幹産業である農業に着目。古里の神奈川県横須賀市が「海軍カレー」で地域振興を図っていることを意識し、富良野の「顔」となる料理作りを発案した。
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