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魚離れにストップを

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出前授業でサケを解体し、内臓を取り出しながら説明する料理研究家の田口成子さん=東京都江東区の深川第三中学で
出前授業でサケを解体し、内臓を取り出しながら説明する料理研究家の田口成子さん=東京都江東区の深川第三中学で

 魚離れが止まらない。原因は、価格の高さや「魚より肉」という好みの変化、また調理のしづらさなどが考えられる。栄養価が高く、和食文化にも欠かせない魚。再び食卓の主役に戻る日は来るのだろうか。

 ●調理法、授業で伝授

 「生き物が食べ物に変わる。今日はその過程をお見せします」。11月半ば、東京都江東区の深川第三中学で「お魚クッキング教室」が開かれた。出前授業を提供するのは日本おさかなマイスター協会で、講師を務めたのは料理研究家の田口成子さんだ。2年生約40人が、築地から届いたばかりの様似(北海道)産と久慈(岩手県)産の大ぶりのサケ2匹を囲んだ。

 サケの種類や天然と養殖の違いを解説した後、田口さんが生徒の手も借りてサケをさばいた。内臓をひとつ取り出すごとに、生徒から驚きの声が上がる。骨も筋子もていねいに処理した後、班ごとに「サケのちゃんちゃん焼き」を作った。授業後のアンケートでは、「解体を間近で見て、命の大切さや魚のありがたみを感じた」「魚はあまり好きではなかったが、おいしく、もっと食べようと思った」と感想が寄せられた。

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