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時評・点描

アスリートとしての「品格」=青島健太

 忘れられない言葉がある。前巨人監督、原辰徳さんの現役終盤のことだ。出場機会も減り本職の三塁から一塁に回ることも多くなった。それでも毅然(きぜん)とした態度でプレーを続ける彼に「何が支えになっているのか」と聞いた。すると一言、こう言ったのだ。

 「俺は、原だよ」

 聞きようによってはスター選手の尊大さとも思える発言だが、真意は違う。巨人で4番を務めてきた選手はどうあるべきか。何を見せなければいけないのか。原さんは「巨人・原辰徳」という存在に最後まで誇りを持ってプレーしていたのだ。

 今年、同じかおりの発言を聞いた。フィギュアスケートの羽生結弦選手だ。4連覇を達成したグランプリファイナルでの記者会見。「夢はクワド(4回転)アクセルを跳ぶこと」と話し、こう言った。

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