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【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアで30日午前0時(日本時間同7時)、アサド政権と反体制派との間で一時停戦が発効した。政権の後ろ盾のロシアと反体制派を支援するトルコが停戦を主導した。両国は一時停戦で和平機運を高め、来年1月にもカザフスタンの首都アスタナで開く予定の和平協議につなげたい考えだ。今年2月と9月に発効した米露主導の停戦は短期間で崩壊しており、今回も先行きは不透明だ。
ロシアは今回の停戦合意で、米国や国連を関与させず、シリア内戦終結を主導していく姿勢をアピールした。米国や国連も「和平交渉再開につながる」として停戦発効自体は歓迎している。
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