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健康狂想曲

健康への関心が今ほど高まっている時代はありません。あふれる情報や「健康であるべきだ」という圧力に、どこか息苦しさを感じている人もいると思います。日本人の置かれた健康をめぐる状況を探る連載「健康狂想曲」を展開します。

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序章・日本人のカラダ/2 妊婦のやせ、子に影響

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しっかり食べ、血の巡りをよくする運動で胎児の発育を促す妊婦たち=東京都世田谷区奥沢のハイハットスタジオで
しっかり食べ、血の巡りをよくする運動で胎児の発育を促す妊婦たち=東京都世田谷区奥沢のハイハットスタジオで

 ●臨月でもすらり

 東京・自由が丘駅近くにある「日本マタニティフィットネス協会」のハイハットスタジオ。おなかの大きな女性たちが音楽に合わせてステップを踏んでいた。臨月の女性もいるが、すらりとした手足が目立つ。妊娠前のBMI=体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数=は「やせ」とされる18・5未満の人が多い。

 「後ろから見ると妊婦と分からない人が増えている。やせているというよりも筋力がない。美意識が高く、できるだけ太りたくないと言う妊婦さんもいる」。30年以上インストラクターを務める山口真澄さんは明かす。教室では、この妊婦向け運動プログラムを開発した産婦人科医の指導に基づき、たくさん食べてしっかり運動するよう指導している。

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