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サウジ・イラン

断交1年 覇権争い、出口見えず

サウジアラビアとイランの対立の構図と主な代理戦争

 【カイロ秋山信一、テヘラン田中龍士】イスラム教スンニ派の大国サウジアラビアと、シーア派の盟主を自任するイランが国交を断絶して3日で1年となる。中東地域の覇権を争う両国。イランが周辺国を巻き込んでサウジ包囲網の構築を図ろうとするなど、対立は深まる一方だ。今後は、トランプ次期米政権がどの程度、中東情勢に関与するかが焦点の一つとなりそうだ。

 「イランはペルシャ湾岸諸国に内政干渉している」。サウジなど6カ国で作る湾岸協力会議(GCC)は12月17日、イラン非難の声明を出した。GCC加盟国のバーレーンについて、スンニ派王室がシーア派住民を弾圧しているとして、イランが抗議していることが念頭にある。それまでもサウジはことあるごとに、GCCやアラブ連盟に働きかけてイラン非難の声明などを出し、イランへの圧力を強めようとしてきた。

 一方、イランは中東地域のイスラム国家に宗派を超えた連帯を呼び掛けている。ラリジャニ国会議長は12月11日、テロとの戦いや経済で地域諸国が協力し合う連合形成を提案し、「彼ら(サウジ)は敵ではない」と強調した。融和路線を演出することで、対立をあおっているのはサウジだと印象付け、その孤立ぶりを際立たせる思惑があるようだ。

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