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飼育委託

「ミルクボランティア」全国に広がる

ボランティアの女性からミルクを与えられる子猫=福岡市早良区で、吉川雄策撮影

 自治体が引き取った離乳前の子猫や子犬を一時的に預かる「ミルクボランティア」が全国で増えている。授乳などで手がかかるため多くが殺処分されていることから、飼育を委託して保護につなげる取り組み。2016年度から福岡市が事業を始めるなど、毎日新聞の調べでは20政令指定都市のうち9市が導入し年間100匹以上を委託している市もあり、小さな命を救おうとする善意の輪が広がっている。【吉川雄策】

 「甘えたがりで、人なつっこいところがかわいい」。福岡市早良区の自宅でミルクボランティアの女性(39)は黒い赤ちゃん猫を抱き目を細める。動物好きで、仕事は在宅のためボランティアに応募。市動物愛護管理センターで講習を受けた後、生後約2週間の雄猫を預かった。午前7時半~翌日午前0時の間に、ミルクを8回に分けて与え、200グラムだった体重は離乳時期の約2カ月後には1230グラムになった。

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