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もうひとつの動物園

守り・伝える/143 ライオン/5 /東京

 多摩動物公園の初代所長・林寿郎氏の野生動物調達を目的とした1951~52年のケニア出張。朝鮮戦争の影響で動物の輸送が遅れたうえ、カバやキリンなどの偶蹄目(ぐうていもく)の動物で伝染病の口蹄疫(こうていえき)が発生し、移動まで禁止になった。現地の電信局が混乱し、林氏の日本との連絡がままならなくなることもあった。英国王の逝去で、ケニアを訪問中のエリザベス王女をロンドンへ戻し、急きょ即位させるための連絡業務によるものだった。

 林氏は、現地の米国総領事に滞在延長の支援を求めたり、動物を運ぶ船便の確保のため船会社に掛け合ったり。長期滞在を余儀なくされるなか、自動車で無銭旅行を続ける獣医と出会う。仕事の合間を見つけ、林氏は獣医と共に、ナイロビやモンバサなど広いケニアを旅し、ライオンやキリンの生態を観察する貴重な機会を得た。

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