シリアからヨルダンに逃れた難民65万人の8割は、首都アンマンなどの都市部で賃貸物件を借りて暮らしている。難民キャンプと比べ、自分で住むところを選べる自由はあるが、家賃が家計に重くのしかかる。
アンマン中心部はいくつもの丘が連なり、傾斜のきつい坂道が多い。こうした高台や中心部から離れた郊外は家賃が安く、多くのシリア難民が暮らしている。夫(36)と8人の子どもと暮らすハナディ・ナデムさん(31)は今夏、家賃未払いでアパートを追い出された。
新たに見つけた部屋は古びたビルの4階で、床や壁にはひびが入っていた。家財は少なく、「結婚した時にもらった金のブレスレットはずっと前に手放したわ」。子どもたちをあやしながらつぶやく表情に疲れがにじむ。
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