アスベスト

文化財に潜む危険 保護団体、途上国住民に啓発

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屋根にアスベストが使われているミャンマー・モーラミャインの第1バプテスト教会=高橋謙教授提供
屋根にアスベストが使われているミャンマー・モーラミャインの第1バプテスト教会=高橋謙教授提供

 発展途上国などで今も使われているアスベスト(石綿)の危険性について、歴史的建造物などの修復の機会を利用して地元の人々を啓発する活動を、世界の文化財保護に取り組む民間団体「ワールド・モニュメント財団」(WMF、本部・米ニューヨーク)が始めた。住民に身近な文化財を題材にすることで、石綿の危険性への理解が深まり、使用禁止につなげる狙いだ。

 昨年11月中旬、ミャンマー東部の都市モーラミャイン。19世紀に米国人宣教師が設立した「第1バプテスト教会」で、WMFのメンバーや各国の研究者らが教会の信者や地元の建設業者らを対象に説明会を開き、石綿を吸い込むと中皮腫を発症するリスクがあることなどを解説した。

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