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私たちは「買われた」展

私は買われた 性暴力被害、貧困…中高生の思い 大津で展示

「私たちは『買われた』展in関西」で展示されているイラスト=大津市唐橋町のギャラリー唐橋で、反橋希美撮影

 貧困や性暴力被害など過酷な生い立ちから「売春」経験のある中高生らが自らを被写体にした写真などで思いを伝える「私たちは『買われた』展in関西」が6日から、大津市唐橋町のギャラリー唐橋で開かれている。同展は昨年8月と10月に東京と横浜で開かれ、今回が関東以外での初開催。主催団体は「全国で展覧会を企画してほしい」と寄付を募り、開催マニュアルづくりに取り組む。

     同展は、居場所のない女子中高生らを支援する一般社団法人「Colabo」(コラボ、東京都)と、コラボの支援する14~26歳の女性24人が「売春する中高生のイメージを変えたい」と企画。「産まなきゃよかった」など大人から投げかけられた言葉をちりばめたパネルや、親の暴力から逃げた公園で暖を取った自動販売機の写真など「買われる」までの経緯や思いを表現した作品約100点を展示する。

     関西展は、滋賀県内で子どもの貧困対策に取り組む民間組織「こどもソーシャルワークセンター」(大津市)との共催。参加女性は約半数が北海道から九州までの地方に暮らし、関西出身者もいる。同センターの幸重忠孝代表(43)は「決して東京だけで起きている話ではないと知ってほしかった」と企画理由を語る。

     制作予定のマニュアルには、参加女性のプライバシーを守るための配慮方法などを記載する。コラボ代表の仁藤夢乃さん(27)は「全国から年100件以上の相談がある。見る人には『自分ごと』と感じてほしい」。

     関西展の開催費とマニュアル制作費をクラウドファンディング(http://japangiving.jp/p/5136)で募っている。入場料1500円(高校生以下は無料)で、センター(070・5046・7821)への事前申し込みが必要。正午~午後2時と同3~5時の2部制で、入場は各50人。10日まで(最終日は1部のみ)。【反橋希美】

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