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新東京食紀行/3 野菜家電や循環型水耕栽培 「育てる」欲求に応え /東京

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野菜家電の「foop」を見る武澤さん=港区で
野菜家電の「foop」を見る武澤さん=港区で

 「ちょっとかじってみますか?」。港区六本木のマンションの一室。出されたレタスをかじる。歯ごたえがある。取り立てだから当然だが、水分が豊富だ。日ごろ食べているスーパーで購入する野菜とは別の食品のよう。収穫から時間のたった野菜に慣れ過ぎているということだろうか。

 住人の武澤朋子さん(46)はダイニングルームにある筒を横倒しにしたような機械を指さした。「foop(フープ)」と呼ばれる野菜栽培専用の「野菜家電」。「この機械で1カ月ほどで栽培したもの。無農薬で安心して食べられますよ」。生産の全過程がガラス越しに確認できれば、そう考えるのも自然だ。

 foopは、台湾の「デルタ電子」傘下のベンチャー企業「アドトロンテクノロジー」が開発から販売まで手がける。2年前、さまざまな商品からの情報をインターネットで処理する製品開発を研究する中で「家で野菜ができたら面白いのでは?」と開発に乗り出した。男性技術者だけで試作したところ、電子レンジのような平凡なスタイルになり、外部のデザイン会社の協力で、ユニークな現在の形態にたどり着く。価格も5万円程度に抑え…

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