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混沌たる世界を問う

テロや内戦、ポピュリズムの大波にうたれ、2017年を迎えた混沌(こんとん)たる世界。我々はどこに向かうのか。各国の知性に問うた。

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/4 デジタル革命に対応を ロバート・クーパー氏(英国の元外交官)

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ロバート・クーパー氏
ロバート・クーパー氏

 米国のトランプ次期大統領の当選は、民主主義と資本主義の破綻を意味する。英国の欧州連合(EU)からの離脱や、欧州で広がる右傾化やポピュリズムにも共通して言えることだ。

 トランプ氏はテレビ番組の司会者としての人気を背景に当選した。そもそも米国の選挙制度は、直接選挙のような人気投票を避け、トランプ氏のような人物を排除する目的で作られた。多くの国でも間接選挙制を導入している。

 しかし、結果は、選挙制度が作られた意図とは逆だった。さらに得票数ではクリントン氏が上回っており制度の矛盾を露呈した。

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