立大隊テント

強い縫製で隊員守る 南極やマナスルに応用

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 日本の登山史に刻まれるテントが見つかった。1936年の立教大登山隊によるナンダ・コート(標高6867メートル)初登頂は、日本人による戦前唯一のヒマラヤの登頂記録。登山史家の布川(ぬのかわ)欣一さん(84)は登頂成功につながったテントについて、「厳しい環境に耐えられるよう国内最高峰のものが使われた。軍用も含め当時の国内最先端の縫製技術などを知ることができる貴重な資料」と話している。【飯山太郎】

 立大隊は同年10月5日、2度目のアタックでナンダ・コート登頂に成功した。9月29日に最初の登頂を試みたが、降雪に加えて3人用テントに5人が休んで疲労がたまった影響もあり、頂上まで100メートル余りで撤退した。

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