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川本三郎・評 『立原道造の夢みた建築』=種田元晴・著

 (鹿島出版会・2916円)

自然美のなかに建てられる芸術品

 「美しいものになら ほほえむがよい 涙よいつまでもかわかずにあれ」。いまも愛読されている詩人、立原道造(たちはらみちぞう)(一九一四-一九三九)は建築家だった。東大の建築科で学び(一年下に丹下健三がいる)、卒業後は、建築事務所で働いた。在学中に、優秀な学生に与えられる辰野金吾賞を三度も受賞している。

 しかし、二十四歳で夭逝(ようせい)したため実現した建物は残っていない。そのこともあって、これまで詩人としては多くが語られてきたが、建築家として、またその建築と詩の関係については語られることが少なかった。

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