成人式

「人の心癒やす力に」柔道練習中、双子の弟に障害

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成人式の会場で沢田武蔵さん(右)の手を取る双子の兄竜馬さん=長野県松本市で2017年1月8日午後2時7分、巽賢司撮影
成人式の会場で沢田武蔵さん(右)の手を取る双子の兄竜馬さん=長野県松本市で2017年1月8日午後2時7分、巽賢司撮影

 長野県松本市で2008年、柔道の練習中の事故で重い意識障害を負った沢田武蔵さん(20)と、双子の兄竜馬さん(20)が8日、同市の成人式に出席した。車椅子生活を送る武蔵さんを間近で見てきた竜馬さんは信州大学2年生。障害を持つ人の家族らの相談に乗りたいと考え、臨床心理士を目指している。

 式典の後、兄弟は友人らと記念撮影をした。竜馬さんは武蔵さんのわずかな表情から気持ちを読み取ることができる。「ほめられるとすぐ笑顔になる。お調子ものの弟です」と笑った。

 武蔵さんは小学6年生だった08年、通っていた柔道教室で指導者に投げ技をかけられ、急性硬膜下血腫を発症。手の指しか動かせず、病院でリハビリを続けている。指導者は、2度の検察審査会の議決を経て13年、業務上過失傷害罪で強制起訴され、有罪が確定した。

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