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認定・かながわ遺産

/7 横浜夢座・五大路子さん 地元の胎動、生で発信 歴史の表現、私は演劇 /神奈川

新作に登場する野毛の大道芸人、IKUO三橋さん(左)の飲食店で談笑する五大路子さん=横浜市西区で

 年の瀬が迫った2016年12月27日、横浜市西区のスタジオに険しい表情をした女優、五大路子さん(64)の姿があった。この日は新年に上演を控えた作品の昨年最後の稽古(けいこ)。「台本を理解する上でこのセリフの意図が聞きたい」。役者と作家兼演出家が、台本を間に挟んで熱い火花を散らしていた。

 五大さんの率いる横浜夢座は戯曲の名作でなく、オリジナルの新作にこだわり、公演を行っている。稽古後に話しかけると、「すごくエネルギーがいるのよ」と苦笑いを浮かべた。それでも「地元の胎動を生で発信したい」との思いがオリジナルの上演までに費やす労力に勝るという。

 戦後の横浜・伊勢佐木町にいた伝説の娼婦(しょうふ)、戦争に翻弄(ほんろう)された横浜市出身の昭和の歌姫など、横浜夢座が上演する作品は、五大さんが数カ月をかけて舞台となる地元のまちを歩き、関係者への取材で得た証言をもとに作家が台本を書いて生まれる。こだわりの根底にあるものが知りたくて新作の舞台となる「(夜の)野毛」に五大さんをお誘いした。

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