有田焼

強度5倍、70センチ落下割れず 特許出願中

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高さ20センチから落として割れた一般的な磁器(左)と割れなかった「世界最強磁器」=関東晋慈撮影
高さ20センチから落として割れた一般的な磁器(左)と割れなかった「世界最強磁器」=関東晋慈撮影

 有田焼の産地、佐賀県有田町にある県窯業技術センターが、一般的な磁器より最大5倍の強度を持つ「世界最強磁器」の開発に成功した。有田焼創業400年事業の一環で特許を出願中。デザイン性と強度を両立させてレストランや旅館、学校給食などに使う業務用食器として商品化し、有田焼の新市場開拓につなげたい考えだ。

 センターによると、磁器は、成形性を与える粘土と、骨格をつくる石英、ガラス質をつくる長石が主な原料。焼き固めると石英の粒子のすき間をガラス質が埋める構造になる。

 これまでの強化磁器では、石英の代わりにファインセラミックスのアルミナ粒子を用いることで強度を高めていた。今回はガラス質に着目し、長石の配合を変えることで破損の起点となる気泡を減らすことに成功した。

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