和歌山・広川町広報誌

精魂傾け 取材1年、認知症特集23ページ 33歳奮闘、異例の増刷

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認知症を特集した「広報ひろがわ」を手にする金丸さん。他の号でも雑誌を並べた写真を使うなど工夫をこらしている=和歌山県広川町で、稲生陽撮影
認知症を特集した「広報ひろがわ」を手にする金丸さん。他の号でも雑誌を並べた写真を使うなど工夫をこらしている=和歌山県広川町で、稲生陽撮影

 和歌山県広川町の広報誌「広報ひろがわ」が、先月号で23ページに及ぶフルカラーの認知症特集を組み、大きな反響を呼んでいる。担当職員はたった1人だが、認知症の当事者をはじめさまざまな関係者に取材し、家族の姿などを記事にした。予備を含め毎号2900部を発行しているが、今回は大阪や九州からも問い合わせがあり、町は自治体の広報誌としては異例の1000部増刷に踏み切った。【稲生陽】

 取材から編集まで総務政策課主査の金丸将太さん(33)がこなしている。大学卒業後の2年間、派遣社員としてさまざまな職を経験した後、2008年に故郷の町役場に就職し、11年度から町広報誌の担当となった。

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